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「多崎つくる」の電子版&文庫版が発売決定

多崎つくる

2013年4月に発売された、村上春樹さんの長編小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の電子版&文庫版が2015年12月4日(金)に発売されることが決定しました。

皆さんほとんどの方が読まれているとは思いますが、気軽に読める文庫版や電子版は嬉しいですね。
村上作品ではこれまで、『村上さんのところコンプリート版』『走ることについて語るときに僕の語ること』など、エッセイ・ノンフィクションの既刊本は電子書籍になっていたが、小説作品の電子化は初めてです。

個人的には、電子版よりも紙の質感が感じられる文庫の方が好きなので、文庫版を購入しようと思います。

また、既刊のエッセイ『若い読者のための短編小説案内』『意味がなければスイングはない』の電子版が、11月21日(土)から配信となります。『若い読者のための短編小説案内』は、小説家としての視点から村上が心惹かれるという日本の作家6人の短編小説の魅力を、自身の創作の秘訣とも関連させながら解き明かしていく"私的な読書案内"。『意味がなければスイングはない』は、音楽は書物と同じくらい自分の人生にとって重要という村上さんが、音楽シーンから選りすぐった11人の名曲を、愛情たっぷりに語り尽くした、初の本格的音楽エッセイです。
こちらもまだ読んでいない方は是非!!

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